血栓症の薬ワルファリンと血液凝固因子ビタミンKを多く含む納豆の組み合わせはダメだというのは分かりました。
でも納豆には血液サラサラになるイメージがあって、どうも腑に落ちません。
納豆のナットウキナーゼによる血液サラサラとは作用機序が違うのでしょうか?
ナットウキナーゼによる血液サラサラは、血栓の主成分であるフィブリンに作用し、血栓を溶解させる効果を指すものです。
対してワルファリンの効果は、血液凝固因子(プロトロンビン)生合成に関与するビタミンKに作用して、血液の凝固を妨げることにあります。
すなわち、
ナットウキナーゼ=血栓を溶かす
ワルファリン=血栓生成を防ぐ
と、血栓に直接作用するか生成を予防するか、それがいわゆる両者の作用機序の違いだと思われます。
ただ、ナットウキナーゼの血栓溶解作用については、イヌを実験体として得られた結果であり、ヒトに対する経口摂取でも必ず同様の効果が得られるのかについては、疑問視されているそうです(ウィキペディア参照)。
また、これは私の推測ですが、ナットウキナーゼによる血栓溶解作用よりも、納豆に含まれるビタミンKの血液凝固に関する作用の方が大きいため、ワルファリンの効果を阻害するものとして取り扱われているのではないかと思います。
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